我が家のアイドル啓太くん
21水曜日の朝 愛犬の啓太が亡くなりました。
老衰とはこういう事か、と感じる見事な最期でした。あれだけ大食い、しかもより好み激しめタイプで好きなご飯をしっかり食べていたのに亡くなる3日前からピタリと食べなくなり、水も飲まず。体の中のものを綺麗に出し切って、今までの犬生がまるで走馬灯の様に頭に出ているのか?と思うような不思議な行動が始まりました。
グッタリとして私に抱かれた啓太が突然シッポを振り出し、どした?何が楽しいの?と思うのも束の間、ここ数年聞いていなかった喜んでいる時や嬉しく興奮している時に吠える声でワンワン!と全身から振り絞って鳴き始めました。久しぶりに聞く啓太の声。それはその時に夫が電話していた動物病院の先生にも聞こえていました。(病院へは行きませんよー!と伝えたはず笑)
そしてそのままゆっくりと息を引き取りました。
見事な誇らしい最期を看取ったあと、どん底の寂しさがやってきました。
棺の中の啓太と3日間、我が家で過ごし
昨日のクリスマスイブに葬儀となりました。
葬儀が本当に素晴らしく、私の心も少し救われました。18年も生きたのにしっかりとした綺麗な骨を拾いながら、病気がちではあったけれど大切に育ててこれたんだなぁと少し安堵しました。
18年5ヶ月。人間年齢でいうとちょうど90歳。もっと生きてて欲しかったなんてとても言えません。(私もここまで生きたくない笑)
3歳までしか生きられなかったはずの啓太が、いろんな病気を克服し5歳、10歳、15歳としっかりと生きていき、いつしか啓太は愛犬家達の希望となりました。
生まれてすぐに我が家へやってきたパピーの啓太は尋常じゃない可愛さで、トイレを抱っこして連れて行ってあげないといけなくなった老犬の啓太は本当に愛おしい存在でした。
啓太はBabyであり親友であり相棒であり大切な家族であり
私と夫と啓太の2人と1匹のチームでもありました。
そんな彼を失い、残された中年二人笑
この喪失感を受け入れて、この一年出来なかった朝までぐっすり眠ることや、封印していた映画や読書、時間を気にせず家を空ける事、旅行やキャンプを再開しながら、自分達でリハビリしていきます。
長年可愛がってくれた皆様、本当にありがとうございました。
Merry Christmas!
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